すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

パラリンピック応援中

今年は初めてここまでオリンピックを見たし、パラリンピックも応援しようということで、お仕事の時間を除き、テレビでパラリンピックも応援してます。遂に時差ができてしまったので、競技を日本にいた時ほど応援できないのは残念ですがフランスの公営放送でも放送されています。国によっては有料放送でしかオリンピックを流していないらしく、ありがたいですね。

水泳も皆さん速いこと速いこと。そういえば大学時代、プール50mを泳げないと単位をもらえないと言う授業がありました。みんなで水着を買いに行って、私はSpeedoの水着を着ながら、50mをほぼ溺れそうになりながら泳ぎ切ったのを覚えています。50m泳ぎ切らないと、夏休みに補講だったので、死んでも泳ぎ切ろうと頑張りました。みんな泳ぎ終わったあたりでやっと25m終わった私。私が泳ぎ終わるのを待っていたプールサイドからは「あいつ溺れてるんじゃない」の声が漏れていたとか。

パラリンピックを見ていると障碍のある人が、それぞれの障碍のくくりの中で活躍しているような気がしますが、五体満足ならオリンピックで活躍していたかもしれないアスリートなんですよね。

車椅子ラグビーなんかも面白かったです。よくあれで怪我しないなぁと感心して観戦していました。引き続きフランスから観戦を楽しみたいと思います。

ケシミンクリームが効いてるかもしれない

日本帰国を機に始めたシミ対策。ほっぺの上の方にできてしまったシミに塗り込んでいたら心なしか薄くなってきた気がします。しかも、写真のシミの周りに少しぽちぽちとあった小さいシミは無くなりました。

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全部で6,000円くらいかかるシミ対策、こんな値段でホントにシミ消えるのかと思っていたら、消えつつあります。ビフォーの写真を撮り忘れたのが悔やまれます。このシミは果たして消えるのでしょうか。引き続き観察しないといけませんね!

今日ふと鏡を見たら、シミが小さくなっていたのと同時に、海釣りで日焼けしたはずの顔もトーンアップして、少し元の色に戻ったような気がしました。こればかりは光の加減と主観によるものなのでなんとも言えませんけど。

フランスなんかだと、日焼けしてなんぼ、と言う人が多くシミ対策の化粧水などなかなか手に入らないので、日本人ならケシミンクリームなどのシミ対策を携えてフランス生活に備えたいものです。

日本人には部屋を貸したくないフランス人

日本は清潔な国だと思っていましたが、部屋が雑然としている人が多いのでしょうか。私はまた単身赴任を始めるべく、アパート探しをしているのですが、「前住んでいた日本人の部屋の使い方が雑すぎて、日本人のあなたに部屋を貸すのが不安だ」と言われてしまいました。「全ての日本人がそんな訳じゃないよ」と見栄を切り、結局お部屋を借りられることにはなりました。ただ、私は除菌はしても整理整頓は苦手な側の人間なので、日本人のイメージを一心に背負い、この1年は何があってもお部屋を綺麗に保とうと肝に銘じました。

母方のおばあちゃんのお家はいつ行っても、小さな美術館のように、おばあちゃんの作品や、絵画が飾ってあり綺麗です。そこまでじゃなくていいから、少しでもおばあちゃんの遺伝子を呼び覚まさないとヤバそうです。悲劇のヒロインモードの多いおばあちゃんですが、全てのスペックを整理整頓に振ったと言ってもいいほど、おばあちゃんのお家は綺麗です。どうやって部屋を綺麗に保つんだろう。

大家さん的には日本人のイメージがとても悪いらしく、このままでは日本人として沽券に関わる問題だと思いました。とりあえず、これからはアパートの様子なんかも監視がわりにブログにアップしないといけないかもしれません。涙

日本代表がんばります。

わたる世間は鬼ばかりを地で行く母

題名からお察しの通り、母が泉ピン子さんの役だということは言うまでもありませんね。母の機嫌は山の天気よりも変わりやすく、一旦機嫌が悪くなるとしばらく機嫌が悪いという、大変厄介な性格をしています。叔母は「お年ごろ」だと言うのですが、母のお年ごろはとっくに過ぎているはずなんですよね。

さて、今回は前回の話お客様の前で粗相 vs 説教 - すみれの部屋に引き続き、母の機嫌を損ねた私と妹でしたが、妹に対して八つ当たりをする母のお話です。言うことがどんなに正論でも、話し方やタイミングを間違うと、相手に間違って伝わったり、話し手の行動自体が間違ったものになってしまうと思います。しかし、母は毎回話し方や伝え方のタイミングが、人が一番嫌がるタイミングなので、空気を一瞬にして悪い機嫌で汚染してしまうのでした。

母は、ドラミちゃんと仲直りをしたいのか「貴方の考え方と違う私の考えによって溝が深まったけれど、ママは貴方との溝を埋めたいの」などとドラミちゃんに話していました。しかしドラミちゃん母の声を聞くたびに不整脈を起こすほど拒否反応が出てしまっています。

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思い返すと、ドラミちゃんが母に自分の考えを話すだけで、「反逆者」と見なされ、母に攻撃のターゲットとされてしまいます。例えば、ドエムッシュが「喉渇いた」と言うと、優しいドラミちゃんはキンキンに冷えたサイダーをドエムッシュに出してあげるのです。コップにサイダーを全部注いでいるので、結露はほとんどないのですが、母はわざわざドラミちゃんが置いたサイダーの缶を持ち上げ、ドラミちゃんの目の前でわざわざお盆を履くのでした。そんな状況下でもドエムッシュは何も気にならないので「アリガト」と一言言うのでした。それだけならまだしも、海に行ったあと、ドラミちゃんがカバンの砂を落として、元の場所にカバンを戻した次の瞬間、母がそのカバンを取りにダッシュし、ドラミちゃんの顔スレスレに投げた時もありました。とにかく、ドラミちゃんは怒るとどんどん無口になるだけで、私のようにヒステリーを起こさないので、母の怒りの捌け口になりがちです。そういえば私の場合は小さい頃、文鎮を命中させられて全治3週間の大きな打撲を使ったことがあったような。。そのあとヒステリーを身につけた私は母にいびられることは少なくなりましたけど。

6日間の帰省のうち、母の機嫌がまあまあ良かったのは2日、そのあとはずっとこんな感じでした。何かある度に、実母にいびられるドラミちゃん。これは姑が嫁にやるからドラマになるのであって、実母がやるなんて大変です。白雪姫だって、元々は実母に殺される話が、教育的に良くないと言うことで、継母になったらしいですよ。

「こんなに楽しくない実家への一時帰省なんて、初めて!」って思いましたが、18歳で家を出てからというもの、母がいる時の一時帰省が楽しかった試しがほとんどないので、まぁ、いつも通りの我が家ということでしょうか。

ブルーベリーとラズベリーのタルト

夏が終わる頃になると、ブルーベリーとラズベリーの旬なのか、スーパーに売っているベリーが同じ値段で2.5倍の量で売られています。実家ではドエムッシュが毎朝ブルーベリーの収穫を手伝っていましたが、我が家は5畳のバルコニーにお花とハーブが植えてあるだけなので、スーパーでブルーベリーとラズベリーを1パックずつ買ってきました。

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中の分量は適当ですが、パイシートを敷いて、その中に卵3つ、バター100gくらい、砂糖100gくらい、小麦粉(全粒粉)100gくらい、バニラビーンズ少々を混ぜたものをバーッと入れて、その上にブルーベリーとラズベリーを適当に散らして、190度で40分くらい焼きました。ベーキングパウダーは使わず、ハンドミキサーで卵(卵白・卵黄一緒に)をふわふわに泡立てて作りました。小麦粉を入れて卵のふわふわが潰れましたが、思ったよりもちゃんと膨らんだのでびっくりです。

甘さ控えめな分ベリーの酸味が引き立ちますが、ダイエット中のドエムッシュにはちょうどいい味だったようで、結局2ピース食べてました。意味ないですね。

お客様の前で粗相 vs 説教

母は「友達」という人たちの悪口を普通に言うタイプの人間なので、最近では妹つながりのママ友しかいません。私は小学校中学校とほぼ友達が居なかったし、母は学校行事にも来なかったこともあり、私繋がりのママ友はいないので、今でも母がプライベートで会うママ友は1人が2人です。

そのうちの1人が、私たちが実家に帰っているのを聞いて、朝7時半頃に我が家を訪ねてきました。ちょうど我が家はご飯が終わり、釣りに行く準備や歯磨きの真っ只中でした。そんな折の訪問だったので、玄関を開けたドラミちゃんも、私も、ドエムッシュもみんな歯ブラシを口に突っ込んだまま出迎えてしまいました。歯磨き粉を吐く時間すら母が許してくれないことを明記しておきますね。すると母は「早く歯ブラシを取って挨拶しなさい」と無茶振りをしてからではありませんか。歯ブラシを取るところまでは正論なんですけど、口に泡が入った状態でどうやって挨拶すればいいのでしょう。そうして戸惑っていると、畳みかけるように「ほら、そうやって挨拶もろくにしないで失礼な…ウンヌンカンヌン」と説教をしてくるのです。

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父がフォローのつもりで、ママ友を前にして「ほら、そこにペッって吐いて話せばいいじゃん」などととんでもないアドバイスをしてきて、その場は和んだのですが、その後も母の私達への公開説教と身内なじりがひどく、ママ友は一瞬で帰って行きました。

その後、「たしかに歯磨きしながら対応したのは問題だったけど、歯磨き粉を吐く時間はなかったし、挨拶だってできないのに、接客もせず長々と私達を人前で説教するなんて、ママはおばあちゃんに似てきたね。全くどっちが粗相したんだか知ったもんじゃない」などと私が辛口を叩いたのが、どうやら母にとって地雷だったらしいです。しかし母の気の強さを受け継いでしまった私に言い返すわけもなく、母はドラミちゃんに当たり散らすことになるのです。

ドラミちゃんも一通り、「ママのタイミングで動かないといけないから、歯磨き粉をペッてする時間もなかったんだよ」と言いました。ここからは会話だけでお送りします。↓

母「大勢で暮らすということは、自分のタイミングで動くことは許されないので、そういうことです。」

ドラミ「だから、そんな面倒くさい結婚なんてしたくないから、一生独身でいいんだって」

母「…!そもそも相手いないから独身デショ」

ドラミ「今どき結婚のために、お見合いなんてしないよ」

(両親はお見合い結婚)

母「…(不貞腐れる)」

父はお見合い結婚だとしても母に尽くしているので、母は女として幸せだと思うのですが。。

ということで、歯磨きをめぐった話だったはずが、何故か変な女同士のマウンティングというか、聞くに耐えない泥試合になってしまいました。その後も、私たちが実家を離れるまで、ドラミちゃんのやることなすことを否定するような言動をする母だったのでした。

おうち時間でハマったこと

フランスにきてから、お礼状やクリスマスカード、バースデーカードなど、カードを色んな人に送ることが多くなりました。しかし、芸術的センス皆無の私は、カードに映えるアルファベットも満足に書けず、遂に2ヶ月くらい前からカリグラフィを始めました。しかし、筆ペンはなかなか見つからず。そこで最初は万年筆で練習をしていました。

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万年筆で綺麗な文字が書けたらカッコいいだろうなと思うので、こちらも引き続き練習していきたいです。そして、今回のの帰省で見つけてしまった筆ペン。実はこちらで見つけるのは中々難しいのです。そして1本1,000円くらいするのでお高い……。百均のもいいですが、やはり文房具屋さんで売っている高めの筆ペンはカリグラフィ初心者の私の手に馴染みました。

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こんなに書きやすいと思っていなかったので、この筆ペンを1セットしか買ってきませんでした。私の馬鹿。インク切れを気にして、これだと満足に練習ができません。とりあえず1回くらい、黒か青で下書きをして、本番に臨まないといけません。本当、同じペンを買ってこなかったのが悔やまれます。まぁ、気を取り直して。。楽天とかで買い物してドラミちゃんに送ってもらおうか…。

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気を取り直して、最近の作品です。専ら万年筆でしか練習していませんでしたが、2ヶ月の練習の成果は…はい。まだプロの人が書いた文字とは程遠いですが、頑張っています。

ドイツに住んでいる仲良しに、お誕生日プレゼントと日本のお土産を兼ねて浴衣を買いました。178cmあるので、おそらく着丈155cmだとおはしょりなんて要らずに部屋着として着ることでしょう。日本に造詣があるタイプではないので、帯は使わないだろうと、独断と偏見で、綿100%の肌触りのいい浴衣を帯なしで送りました。

カリグラフィは上手になれば、カードを書くときに楽しいし、相手に喜んでもらえるし、いい趣味を見つけたような気がします。遅咲きですが、これからも少しずつ練習して上手になりたいです!