第198〜204回 コロナ飯・再

5月19日からレストランのテラス席が再開して、早く行きたいレストランがあるのですが、少しお値段が張るので、特別な日にとっておこうと思っていました。ブログの更新が途絶えていましたが、自己分析をしたところ、仕事に追われている時に義両親がやって来て、仕事と家事の全てを200%でやり切ったための燃え尽き症候群だったという結論に達しました。ご了承ください。また今日からぼちぼちブログを更新していきます。

さて、外出制限がまだ続くフランスですが、少しずつ制限が緩くなって来ました。というか、国民の気持ちも緩んできました。

外出制限198日目です。

この日のブランチです。

早めのブランチ（つまり朝食）はドエムッシュの義両親と食べました。この日は近くのパン屋さんのパンを朝ごはんにいただきました。ドエムッシュのお父さんお母さんが買って来てくれたパンに、何故かドエムッシュのお母さんが買ってくれたマントンのレモンジャムを添えて。メロンは自宅にあったものを切ってお出ししました。この後すぐに帰った義両親。ドエムッシュはしばらくしょんぼりしていました。つまり、ブランチの後片付けをしたのは私です。

晩ごはんです。

スモークサーモンとほうれん草のキッシュ

ベビーリーフ

イエローカレー

しばらく余り物が続きます。ドエムッシュのお母さんが食べられるといいながら、完食せずに残した件についてドエムッシュに「あれは嫌だった」と言ったら突然マザコンを発揮して来たので、ドエムッシュには有無を言わさず、ブルダックポックンミョンの辛さ2倍を晩ごはんに食べてもらいました。

外出制限199日目のブランチです。

キッシュ

ベビーリーフ

バゲット

この日も残り物です。キッシュは昨夜のもの。バゲットなどは残り物を冷凍にしていますが、これからどうやって使おうか思案中です。

晩ごはんです。

キッシュ

あげ春巻き

ベビーリーフ

バゲット

チャーハン

ドエムッシュが盛り付けしました。なんというか、炭水化物のオンパレードです。味はいいんですけどね、色味がね。。。

外出制限200日目のブランチです。

油そうめん

焼き餃子

ベビーリーフ

やっと仕事から解放されたので久しぶりに餃子を作りました。本当はドエムッシュのお父さんお母さんと食べたかったのですが、結構日程が詰まっていて、餃子を作る時間はなかったのが残念ですね。お買い物に行く時間がなく、炭水化物多めです。

晩ごはんです。

油そうめん

焼き餃子

鶏鍋

お昼に準備したものに加えて、冷蔵庫でぐったりしている野菜たちを救出すべく、お鍋を作りました。ドラミちゃんが送ってくれたゆずポンでいただきました。爽やかで美味しかったです。

外出制限201日目のブランチです。翌日からレストランのテラスが解禁です。

そうめん

外が暑いので、この日はそうめんにしました。生姜をすりおろして、バルコニーのチャイブを切って薬味にしました。そうめんはこれひとつで完結するので最高です。そうめん大好き。

晩ごはんです。

グリーンカレー（ドラミちゃんセレクト）

ドラミちゃんが送ってくれたグリーンカレーが晩ごはんになりました。すごく本格的な味がして美味しかったです。この週はご覧の通り、料理へのモチベーションが下がっています。

外出制限202日目のブランチです。今日からレストランが一部再開です。

レッドカレー（ドラミちゃんセレクト）

昨夜からのタイ料理熱が冷めず、この日もタイカレーを。ドラミちゃんが送ってくれた高級レトルトをいただきました。レトルトとは思えない肉の量で満足です。

晩ごはんです。

ピザ

やっとレストランのテラスが開いた、というニュースを見たら街が人でごった返しており、こりゃ感染者増えるわ、ということで、近所のピザ屋さんからテイクアウトしてきました。久しぶりに食べたピザですが、今回のエビの頭がついていなかったのが残念でした。

外出制限203日目のブランチです。

サンドイッチ

ふわふわアプリコット（お菓子の名前）

鍋

この日はもう何もやる気が出なくて、近くのいつもお世話になっているパン屋さんに行ってきました。このふわふわアプリコット、フランス語でmoelleux abricot（モエルアブリコ）と言います。パウンドケーキより柔らかく、口に入れるとしゅわしゅわします。イメージとしてはパウンドケーキとシフォンケーキのハーフです。

ボロネーゼ

ほうれん草のおひたし

レストラン再開ということで、テイクアウトに頼ることでまた料理する活力が出てきます。ボロネーゼはドエムッシュのリクエストで作っています。私はガッツリ肉が好きですが、ドエムッシュはひき肉大好きなので、週1〜2でひき肉料理を作っています。

外出制限204日目のブランチです。

味噌汁（アマノフーズ）

五穀米

鶏モモ肉の塩麹焼き

ほうれん草のおひたし

最近出番の多いほうれん草は、フランス産の冷凍ほうれん草をチンしただけのものです。つまり、米を炊いて、肉を焼いて、お湯を注いで、チンしただけ、簡単料理です。アマノフーズは本当にもうなければならない私の心の支えです。

晩ごはんです。

卵とわかめのスープ（コープのインスタント）

五穀米

よだれどり

高菜と卵の炒め物

山ごぼうのピリ辛漬

卵とわかめのスープはおばあちゃんからもらったものです。よだれどりは本来鶏モモ肉を使うようですが、冷蔵庫になかったので、鶏胸肉を使いました。ニンニク、生姜、チャイブ、ローリエ、塩、白ワインで茹でてほんのり下味がついていたので、薄味のラオガンマーだけで行けました。このラオガンマー、鶏肉よりも胡瓜との相性が良かったです。

やっと最近仕事がひと段落してかなり心に余裕ができました。やはり頑張りすぎると後で何もしたくなくなるので、燃え尽き症候群にならないように、適度に頑張りつつ過ごしていきたいと思います。。

第191〜197回 コロナ飯

ドエムッシュの両親がやって来るということで、今週は毎食余り物を出さない、食べない、と言う、最近稀に見る頑張りを見せた自分にびっくりしました。ドエムッシュの両親は一晩過ぎた食べ物は捨てる人たちなので、いつもより作る量は少なめで。

外出制限191日目、土曜日はドエムッシュと部屋の掃除や買い出しなどでいそがしくしていました。ブランチです。

チキンのココナッツカレー

ポリネシア風チャーハン

サモサ

ベビーリーフ

ココナッツロールケーキ

この日はスーパーのお惣菜コーナーでお買い物しました。ポリネシア料理のお惣菜はどれも美味しいのですが、これだけで2人で5000円くらいするので、まぁこのくらいで。

晩ごはんです。

あおさのお味噌汁（アマノフーズ）

ちらし寿司のごはん

もつ煮（ドラミちゃんセレクト）

部屋を掃除したり、部屋のレイアウトを広めに変えていたら、1日終わりました。晩ごはんは前日に作ったいなり寿司の中身とドラミちゃんが送ってくれたもつ煮で晩ごはんです。やっぱりこういう和食は疲れた体に沁みます。これもドラミちゃんスペシャルです。

外出制限192日目、母の日のブランチです。

茄子のお味噌汁

たらこスパゲッティ

ベビーリーフ

この日は午前中、おもてなし用のワインなどを買いに行き、食材を購入、その後日本の実家と母の日オンライン帰省をして、午後は同僚とミーティング、からのドエムッシュの両親が訪問、ということで怒涛の1日でした。

晩ごはんです。

じゃがいもとリーキのスープ

（バゲット）

鴨のオレンジソテー

ベビーリーフのサラダ

にんじんのグラッセ

遂にドエムッシュの両親が着きました。15時に着くね！と言って、18時前に我が家に到着。フランス人は基本時間にルーズ（田舎の人だし特に）なので特にびっくりしませんでしたが、17時に完成を目標にしていたので、鴨肉に少し火が通り過ぎてしまいました。長距離移動で疲れてるかな、と思い、食べ慣れたものが良いだろうと言うことで、このラインナップになりました。この日はドM母はトマト以外完食です。

外出制限193日目のブランチです。

ほうれん草とベーコンとチーズのキッシュ

インゲン豆のソテー

トマト

キャロットラペ

この日はドM父母は少し市街をお散歩をしてから我が家に来ました。まだ疲れてるかなと思って食べ慣れたもの？だと思しきものを作りました。ドM母にはトマトはあげずに同じラインナップを。完食でした。キッシュにヤギのチーズを入れたのが良かったのか、ワンホールまるまる無くなりました。

晩ごはんです。

大根とねぎとしめじの味噌汁

寿司

レタス

切り干し大根

ドM父は卵と生物が食べられないらしいので、寿司のネタはスパム、スモークサーモン、イクラ、ツナマヨ、かんぴょう、カニカマ&きゅうり、スモークサーモン&きゅうり&アボカド、の7種類を準備しました。足りないと困るので、もう一周できるように寿司は準備しました。切り干し大根は残されるかなと思っていたのですが、完食、ドM父もドM母もスモークサーモンの寿司や巻き寿司をおかわりしていました。「スシヲツクル！」と言ったドエムッシュは食べる専門でした。

外出制限194日目のブランチです。

タコライス

赤ワイン

午前中はドエムッシュとドM父母は少し遠出を。プロヴァンス産の赤ワインをお土産に買ってきてくれたので、お昼にみんなで楽しみました。ちなみに、パクチーは食べられると言う自己申告のもと、パクチーをいれたのに、ドM父母は食べませんでした。ドM母は、タコライスに敷いたレタスと一緒に食べるものがない、とレタスを残しており、もう本当に意味が分からなかったのですが、考えるのはやめることにしました。

晩ごはんです。

イエローカレー

ベビーリーフ

揚げ春巻き（お惣菜）

唐揚げ

ドエムッシュが隣町までドライブをして、海岸を散歩したそうです。お腹空いてるかな、と思って色々作って待っていたのですが、「ワッフルタベタ！」と嬉しそうに報告して来るドエムッシュ。イラッとしましたが、そう言えば私も、誰もいない部屋で堂々と大福を食べたのでおあいこです。唐揚げはドM父がほとんど食べてしまいました。ドM母はランチで野菜を残したのを皮切りに、ベビーリーフを少しだけ食べてあとは残していました。あと鶏肉の皮も。ふぅ。

外出制限195日目の朝ごはんです。

パン

ガッツリパンを食べてモナコへ出発。モナコでもサンドイッチを食べましたが写真は撮り忘れました。

晩ごはんです。

オニオングラタンスープ（インスタント）

ピザ（テイクアウト）

ベビーリーフ

料理をする時間が無かったので、テイクアウトをしよう！奢るよ！と、ドM父母から提案がありましたが、パン屋さんしか開いておらず、料理を作っていけばよかった、と激しく後悔しました。ピザパンは美味しかったです。ドM母はベビーリーフに少しだけ手をつけてあとは残していました。ネチネチネチネチ書きますよ、食べないなら最初に返してくれれば良いのに。「このくらい食べれる？」と聞くと、「うん！」と返事をするので、このくらいあげてるんですけどね。もったいない。

外出制限196日のブランチです。

生春巻き

（チャーハン）

生春巻きだけじゃ足りないかな、と思い、とりあえずチャーハンも作りました。暑い日だったので、生春巻きを喜んで食べてくれました。おかわりの分を作っていましたが、エビが好評で、すぐ無くなりました。ドM父母が食べられない場合に備えてチャーハンも作りましたが、そんなに売れ行きは良く無かったので、後日食べます。

晩ごはんです。

ブフブルギニョン（牛肉の赤ワイン煮）

バゲット

ベビーリーフ

サモサ（お惣菜）

鶏胸肉のマリネ

この日の午後はドM父母と共にエズに行ったので、炊飯器に放置しておけばできるであろう、牛肉の赤ワイン煮と朝から鶏胸肉のマリネを仕込んで出かけました。結果、牛肉はまだ固めで、「小さく切れないから残すね…美味しいけど。」と言われ残されました。あとベビーリーフも。私なんて固くて噛み切れないステーキに文句を言っただけで用水路の上に母に逆さまに吊るされたのに！ドM母の言い訳は私の2歳児くらいのレベルです。それはそうと、ドエムッシュが後日このお肉は食べることになりました。

外出制限197日目のブランチです。

ロールキャベツ

パスタサラダ

ロールキャベツは白菜を使いました。ちょうど良いキャベツが手に入らなくて。。パスタサラダは好評で、完食。矢張りわかりやすい料理が好きなのでしょうね。

晩ごはんです。

もやしと白菜とねぎの味噌汁

白米

トンカツ

きゅうりの漬物

ベビーリーフ

ドエムッシュがトンカツを揚げたせいか、脂身まで完食したドM母。いつもは脂身は食べないそうなのですが、矢張り母は強し、と言ったところでしょうか。時々私にキレられながら料理をしていたドエムッシュ、ドM父母から喜ばれてとても嬉しそうでした。良かった良かった（棒読み）。他は私が準備しました。ドM母にいつも食べてる量のベビーリーフをあげたのに、それは何故か残す。葉っぱはいいけど、茎は食べたくないらしい。でもデザートは食べるんですもんね、外出する分にはいい人だしあまり問題はないのですが、私は内心もう二度と一緒にご飯を食べたくない人のカテゴリに入れてしまいました。

結婚とは家と家の付き合いなんて昔の話だと思っていましたが、実際は結婚してしまうとパートナーの家族とは切っても切れない関係なので、結婚は二人だけのものではないと言うことをひしひしと感じた1週間だったのでした。もちろん楽しいことも沢山あったので、嫌なことばかりではないのですが、家族とのお付き合いというのは難しいものですね。

そしてドラミちゃんはこの一件で、独身を選択したことが正しいのだという確信を更に深めていました。

義両親が来る 6

ついに義両親と過ごす最後の夜です。この6日間は本当に人間としての自分の器の小ささと戦った日々でした。心の狭い人間だということは自他共に認める欠点なのですが、まぁまぁ私の地雷をピンポイントで踏んでくるドエムッシュ一家。ドエムッシュも義両親がいるので強気だし、「行きは良い良い帰りは怖い」ドエムッシュのアゲアゲもドM父母がいるうちだからな！と怒りを沸々とさせながら笑顔で過ごしました。

ドM父母の南仏最終日は、どうやら南仏で見かけた植物を買って帰りたいとのことで、ドM父母はホームセンターへ。片や私たちは確定申告をしに行く予定でしたが、役所が閉まっており、別な日を設定。

午後はお昼ご飯を食べてから、アンティーブの旧市街に行ってきました。目的はアイスクリームを食べること。ここのアイスクリームは例年は行列ができるほど美味しいらしいのですが、コロナ禍で人はいつもより少ないらしいです。

ここのアイスクリームはとても美味しいので、私とドエムッシュもたびたび訪れますが、この日は待ち時間10分、それなりに人がいました。

ドM「ここは僕がおごるよ！」

と言った矢先、現金が足りなかったようで、私がお金を出しました。デジャヴ！と思ったら、そう言えば前日、エズの駐車場で、ドM父が「駐車場代払うよ！」と言ったのに現金しかなく、ドM母がカードで駐車場代を払っていたような。。

そして旧市街をぶらついて、明日は移動日につき、アパルトマンに早めに帰ってきて、ドエムッシュと私は晩ごはんの準備です。生の肉を切った包丁をテーブルの上に直で置くドエムッシュ。私の逆鱗に触れまくり、ガミガミ怒っていたら、ドM父母が遠くのソファーから心配そうにこっちを見ていました。

米を炊いて、味噌汁も味噌を入れるだけにして、トンカツだって衣の部分は私が準備したのですが、肉の周りに衣をつけて揚げたドエムッシュがドヤ顔で「トンカツ作ったんだ！」とドM父母に差し出していました。大絶賛で食べるドM父母。たしかに美味しかったのですが、いい家族に育てられたんだね、という気持ちと同時に、なんだか横顔をぶん殴りたい気持ちに駆られました。なんとか理性で笑顔を保ち、とりあえずドM母が残したベビーリーフ（今回は食べづらかったらしい。何故？！）を片付け、デザートを出し、19時過ぎにはドM父母がホテルに帰って行きました。

残り数時間、ドM父母がうちにいることにはなりますが、私が思う嫁としての役割は何とか全うしたような気がします。自分お疲れ！あと数時間頑張れよ！自分を励ましてあげました。

よし、明日も頑張るぞ。

義両親が来る 1 - すみれの部屋

義両親が来る 2 - すみれの部屋

義両親が来る 3 - すみれの部屋

義両親が来る 4 - すみれの部屋

義両親が来る 5 - すみれの部屋

義両親が来る 7 - すみれの部屋

義両親が来る 5

ドエムッシュと義両親は超仲良しで、ドエムッシュの両親（ドM父母）はたびたび南フランスに来ているらしいです。南フランスの気候もまた、北の方に住むドM父母にとっては魅力的らしく、退職後は南フランスでドエムッシュと一緒に暮らしながらアイスクリーム屋さんで働きたいとドM父がほざいており、お願いだから半分本気の冗談はやめてくれと思った次第です。

さて、この日はエズに行って参りました。私も誘われたので一緒に。。ドM父は行ったことがあると自信満々でしたが、現地に着くと、初めてだったようで、フラフラフラフラすぐどこかに行ってしまいます。今回はついにボタニカルガーデンにも入場出来たのですが、路が入り組んでおり、ドエムッシュの父親を探すのに一苦労でした。

ドM父は空気を読むのが苦手らしく（ドエムッシュにも遺伝）、いい風景が見えそうな場所を見つけるとフラフラといなくなってしまいます。ゆえに、インスタグラム用の撮影をしているギャル達なんぞどこ吹く風で、ギャル達の背景に積極的に写り込んでいました。ギャル達にあからさまに嫌な顔をされても5分くらい気づかずに、ぼーっといい眺めを楽しむドM父、ギャルとドM父の我慢比べが結構な頻度でありました。

この日の夜は、ドエムッシュのお誕生日の前祝いでした。ドM父が、帰る前日にシャンパンはたくさん飲めない、と、ドエムッシュのお誕生日前祝いを計画。シャンパン（ドンペリ）は以前買っていたものを開けることに。エズに出かける前、色々遅くなるだろうな、と思い、ブフブルギニョン、牛肉の赤ワイン煮を炊飯器で仕込んだのですが、筋のある部位だったため、それほど柔らかくなっていませんでした。案の定、ドM母はナイフで肉を小さく切れない、という理由で3ブロック中1.7ブロック分ほど残していましたが、もう5日目にもなると諦めの心境です。別にいびりで残している訳じゃないのは分かっているのですが、やはりご飯を残して、デザートを食べている姿を見ると、残したご飯を口の中に無理やり入れたくなってしまう嫁です。平気で食べ物を残す人とは分かり合えないな。嫁姑の関係が逆だったら私はかなり嫌な姑に違いないので、この立場で良かったのかもしれません。

ドエムッシュはというと、

私「ママの残した肉はあなたが食べます」

ドM「ワタシノタンジョウビ、ニク、タベナイ」

私「今日じゃないじゃん、誕生日」

ドM「タンジョウビミタイ、タベナイ」

と、ドMの両親がいる前で強く出られない私を知ってか、かなり強気で自分のリクエストを押し通してきます。嬉しさMAXの顔で、生き生きと過ごしているドエムッシュ。みんながいる時にドンペリは飲んだほうがいいかな、と思い、義両親が来た時にボトルを開けました。でも、この状況を鑑みるに、たしかにドンペリを飲む理由が必要だと考えていましたが、この日じゃなくても、密かに自分一人で飲めば良かった、こんなやつなんかにドンペリあげるんじゃなかった、と激しく後悔したことだけは忘れないようにこちらのブログに認めようと思います。

ありがたいことに19時以降は外出禁止なので、19時にはドM父母はホテルに帰らなければなりません。こんな感じで、忙しないながらもあっという間の1日が終わりました。義両親が帰った後にドッと疲れが来るので、結局仕事も中々進まないまま週末を迎えることになりそうです。

ちなみに、ドンペリを飲むのは人生で2回目でしたが、シャンパングラスで4杯飲んでも全然身体にアルコールがまわりませんでした。やはりいいお酒は水のようです。まぁ、この日は念願のボタニカルガーデンにも行けたし、ドンペリも飲めたし、個人的には満足度の高い1日でした。めでたしめでたし、じゃない。明日も嫁、頑張ります。

義両親が来る 1 - すみれの部屋

義両親が来る 2 - すみれの部屋

義両親が来る 3 - すみれの部屋

義両親が来る 4 - すみれの部屋

義両親が来る 6 - すみれの部屋

義両親が来る 7 - すみれの部屋

義両親が来る 4

義両親の訪問4日目です。折り返し地点。3日間もドエムッシュの両親と出歩かない私を心配して、ドM父が「明日こそ一緒に出かけよう」と言ってきました。もちろんお誘いは嬉しいのですが、フレックスタイムで働いている私は、夜に仕事をしたくなく、みんなが出かけている間1時間くらい仕事をして、残りの時間は夕食の支度をするという時間配分で今週は暮らしています。『あー仕事どーしよっかなー』という気持ち半分、もう半分は義両親と仲良くなるチャンスだよな、という気持ち半分でした。ただ、歩み寄りを大切にしたい私はオッケーをしました。

遂に4日目はモナコとマントンへ行きました。

朝ごはんを一緒に食べて、モナコへ出発。カジノ周辺を散策したので、自然と足はショッピングセンター「メトロポール」へ向いていました。今モナコは、モナコ在住またはモナコで就労している人しかイートインできないので、私たちはサンドイッチを購入して、公園でお昼を食べました。

サンドイッチは1つ1430円ほど…

ケーキも1つ900円弱…お高めです。ここでドM父は「おごるよ！」と言ったのですが、クレジットカードを持って来なかったためドM母の奢りとなりました。

飲み物は、アジアンショップで買ったラムネを持ちたい！とのドエムッシュの希望により、何故か私が飲み物係に。内心「ん？」となりながら、お昼時にしっかりとみなさんに飲み物を配ったのでした。

お昼の後はマントンへ

マントンはレモンで有名な町で、すぐ隣はイタリアです。イタリア語もたくさん聞こえてきます。ここでは、私が好きなお酒を買うついでに、ジャムを買ったのですが、ドM父母の後ろで会計を待っていたら「買ってあげる！」と言われ、お言葉に甘えて買ってもらいました。このジャムは結構ちゃんと苦いので（とても美味しい）、薄くトーストに塗ると最高に風味を楽しむことができます。

帰ってきてからは、晩ごはんにドM父母（主にドM母）の奢りで、テイクアウトでピザなどを食べました。とりあえず野菜なども出しましたが、ドM母は遠慮なく野菜をお皿の端にのけており、はぁ、、と言う感じです。その割にデザートを食べるので、我が実家とは分かり合えない溝を感じてしまいます。

ご飯の時以外はドM母はどちらかと言うと可愛らしく、モナコに行った時は「私ブランドバッグ持ってないし、いい服も着てなくて、ちょっとみんなに見られてる気がしたのよねー」など言っていて、なんだか可愛いな、と思いました。そのうちお金が貯まったらちょっといい鞄をお誕生日に差し上げよう、などと思っていますが計画倒れになったらごめんねドM母。

家事と旅の疲れが出て、自分の仕事がほぼ手付かずで焦っていますが、明日も頑張ります。

義両親が来る 1 - すみれの部屋

義両親が来る 2 - すみれの部屋

義両親が来る 3 - すみれの部屋

義両親が来る 5 - すみれの部屋

義両親が来る 6 - すみれの部屋

義両親が来る 7 - すみれの部屋

義両親が来る 3

昨日は義両親が来て3日目、少し疲れが出てしまい、ブログの更新が遅くなってしまいました。経済的な事情と、レストランが開店していないのと、ドエムッシュの希望で義両親には私の手料理を食べてもらっています。主婦を始めて1年と半年ちょっと、料理の腕も少しは上がっているはずなので、おそるおそる提供しています。

さて、3日目にもなると慣れ始めてお互い粗が出てきます。それはそうと、午前中はドエムッシュが義両親を連れて観光地へ、そして午後はドエムッシュのパパ（ドM父）が仕事をするということで、狭い部屋ですが自由に使ってもらっていました。

午前中はドエムッシュとドM父母が観光地先からワインを買ってきてくれました。地元のワインです。ランチはそれを飲みながらタコライスを食べていました。タコライスは、米、レタス、トマト、アボカド、ひきにく、チーズ、パクチー（コリアンダー）が乗っています。ドM母はトマトは食べないそうなので、トマトを抜きました。2人にパクチーは食べられるか聞いたのですが、「うん、大丈夫！」と言われてのでパクチーも飾り程度に乗せました。しかし一向に食べる気配がない。。なんなら、ドM母はレタスだけ残して「もうレタスと一緒に食べるものがないから残してもいい？」と、答えが一択しかない質問をしてきます。義両親ですから私も「ダメです」とは言えず、「どうぞ残してください」と言いました。

食べ物を平気で残す人とはご飯に行かないようにしている私にとって、ご飯の時間は結構苦痛ですが仕方ないですね。

午後、ドM父の仕事が終わり、ドエムッシュとドM父母は地中海沿岸をお散歩しに出かけました。私はその間唐揚げをひたすら揚げていました。そして帰ってきたドエムッシュ御一行。盛り付けをして、晩ごはんです。

ものすごい勢いで無くなっていく唐揚げですが、ここでもドエムッシュのお母さんは、「私とりの皮食べられないの、残していい？」と聞いてきます。それ言うなら最初に言ってくれれば皮取って提供したのに…！とおもいつつ、「どうぞ残してください」と言いました。そして唐揚げも2つ残っており、ゲストが食べなかった分は私が食べようかな、と思っていたところ、ドM父が「余った唐揚げは犬のエサにすればいいよ」などとほざいていました。

このブログの読者さんはわたしの心がペットボトルのキャップ並に小さいことをご存知だと思いますので、私がドM父に内心ブチギレたのは想像に難くないと思います。

犬のエサってあんた、自分の作った料理をそうやって言われたら少しくらいはイラッとするでしょうが、と思いますがドM父は唐揚げをたらふく食べて満足な顔をして帰って行きました。ドエムッシュと同じ顔をしているので思わずビンタをしそうになりましたが、必死に理性で笑顔を作りながら見送ったわたし、おつかれさま。

日本人嫁、昨日も今日も明日もがんばります。

義両親が来る 1 - すみれの部屋

義両親が来る 2 - すみれの部屋

義両親が来る 4 - すみれの部屋

義両親が来る 5 - すみれの部屋

義両親が来る 6 - すみれの部屋

義両親が来る 7 - すみれの部屋

義両親が来る 2

さて訪問2日目も無事に終わりました。ドエムッシュのお父さん（以下ドM父）は相変わらずアゲアゲで部屋のいろんなものを紹介しています。地球儀など置く場所がないものをリビングに放置していたのですが、ドエムッシュの両親のリラックススペースが必要だということで全て寝室にぶち込みました。かくして、我々の寝室は開かずの間となったのです。

しかしアゲアゲのドエムッシュ、1日目はドエムッシュの両親と晩ごはんを食べて終わったので、特にルームツアーなどはありませんでした。しかし2日目は昼からずっと家にいるので、ルームツアーを始めていました。寝室は見せないとか言っていたことを忘れて、ここは寝室だよ！と勝手にドアを開けていました…カオスな部屋を見ても動じないドエムッシュの両親、「狭い部屋だね！」とお父様からコメントをいただきました。

ドエムッシュはもうブレーキの壊れた暴走機関車なので、珍しいもの（つまり日本からの仕送り）を次から次へと紹介していました。「これは日本の紅茶で…」と説明しながら、ドM父母に振る舞っていました。あーあ、わたしの貴重な楽しみが…と思っていただけなら良いのですが、「美味しい！」と言いながら2人ともちょっと口をつけたら、あとは残していきます。こっちじゃ売ってないんだよな、、という悲しい気持ちと共に明日からは流石にスーパーの安い紅茶淹れてやろうか！という謎の怒りも湧き上がっていますが、心の狭さを隠すように笑顔を張り付けています。涙

そして、ドMパパはどうしても外せない仕事のミーティングがある、と言っていたのですが、どうやら宿泊先のホテルではなく、我が家でやりたい模様。ドエムッシュが「あー！いいよいいよ！ぼくたち出かけるから！ね！」とわたしに言ってきたのですが、いつからあなたは私の予定を決めるようになったんだよ！と思い、半ズボンの下の太ももの毛を思い切り引き抜きました。「アッ！」と悶えるドエムッシュ。お母さんは「疲れたの？」とドエムッシュに慈愛に満ちた表情で聞いています。いつもなら喜んでるくせに。

まぁこうやってヤバいことばかりハイライトしていますが、今のところ私の作った昨日の夜、今日の昼と夜と、3食のご飯は残さず食べてくれていて嬉しいです。案外味噌汁の評判も良かったし、切り干し大根も喜んでいました。

もうしばらくドM父母は滞在するので、ドエムッシュの観察日記はまだまだ続きます。

義両親が来る 1 - すみれの部屋

義両親が来る 3 - すみれの部屋

義両親が来る 4 - すみれの部屋

義両親が来る 5 - すみれの部屋

義両親が来る 6 - すみれの部屋

義両親が来る 7 - すみれの部屋